2010年11月07日

ミニトマト栽培

 ミニトマト栽培ミニトマト栽培8月初旬に、ミニトマトの苗をました。
 今年は、夏の気温が連日35℃を超える日が9月に入っても続き、ミニトマトの苗はこの暑さに打ち勝とうと
集中して異常なほどの花を一度にたくさん咲かせ続けました。

 ←(2010.11.7撮影)

 この結果、花は咲けど、実がつかず、ミニトマトの茎が細くなり、ひ弱で元気がなく病気が発生した状態が今でも続いている圃場があります。

 ミニトマトを植えた土壌にしっかりとたい肥を入れ「生きた土作り」に努力を重ねた農家さんの穂場は、この夏の異常な暑さで同じように花をいっぱい咲かせましたが、ミニトマトの成長点も今も元気に、勢いよく成長を続け、ミニトマトの実もしっかりつけています。
 ミニトマトの収穫量は昨年の同時期に比べて少ないですが、9月の下旬から定期的な収穫が続いています。

 今年のような暑さが異常に続くと、作物作りの基本が土の状態にあるのではと思わされました。
 ミニトマトの栽培をしながら、次年度のたい肥作りをする努力が必要であり、たい肥の中の「エンドファイト」、すなわち、微生物の存在が必要であると思います。
 
 自然の土の中は、好気性の微生物と嫌気性の微生物のバランスよく存在しています。
 元気で健康的な人の体の中と同じです。

 従来から生産農家さんは、作物の苗を植えつける前に機械的に化学農薬による土壌消毒を行い、土の中のすべての微生物(菌)を殺し、無菌状態にする作物作りを行ってきました。

 今年の夏からの異常気象から、土の中に存在する好気性の微生物(菌)と嫌気性の微生物(菌)のバランスを整えた「生きた土作り」をすることが、自然界で生育する作物をどんな条件下でも元気に育てられる環境作りになるのではないかと考えさせられました。
 
 生産農家さんの健康を第一に考えた、環境保全型の農業を進め、元気でおいしく野菜本来の香りがたっぷりの作物作りができる「生きた土作り」に挑戦して行きたいと思います。


 

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