2015年08月16日
イノシシは「ニーム」を学習する

世界の人々の生活に恵みを贈る木「ニーム」 【2012年第6回世界ニーム会議ロゴマーク】
「イノシシ」「シカ」を、彼らが本来住む山へ帰す方法の一つに、インド4,000年来アーユルヴェーダ(伝承医学/生命科学)に記述がある「ニーム」木の利用があります。
「ニーム」木は、インドで究極のハーブと言われ、人々の生活「農業分野」「健康分野」「環境分野」に利用されています。
この「ニーム」木の特性を利用して、社会問題化している「イノシシ」「シカ」からの被害を収束できる可能性を2011年5月から継続試験しています。
1、「イノシシ」「シカ」の行動特性を知ること
(1) 「イノシシ」
・昼夜を問わず、エサを求めて行動する。
・行動範囲は、周囲2-3km、時に広がる。
・繊細で用心深い。警戒しながら近づき、安全を確認する。
・障害物に対し、上を超えるよりも下をくぐって通り抜けようとする傾向がある。
幼獣は、15cm格子を通り抜け、成獣は20cm程度の隙間を潜り抜ける。
イノシシはまず、潜り込もうとする。

(2) 「シカ」
・昼夜を問わず、エサを求めて2-3時間採取行動する。
・警戒心が強いが、なれると大胆に、図太さも持ち合わせている。
・防護柵など障害物では、上を飛び越えるよりも、隙間や下を潜り抜けることのほうが多い。

2. 「ニーム」木の部位の抽出物を利用
(1)「ニーム」木の部位の抽出物は、人、動物や魚類等に安全。
(2) ヘビ、アリ、虫が嫌がる特性がある時期から現れる。
(3) 自然環境を護る。
3. 「ニーム」木の部位の抽出物を、「イノシシ」「シカ」の口に入る方法により、
「イノシシ」「シカ」に「ニーム」を学習させ、彼らが本来住む山へ帰す事を目的に、獣害忌避防護ネット「ちかよれなイノ」の設置を展開しています。
【設置目的】
①イノシシの学習能力を利用した忌避行動による住み分けに使う
②住民の生命・身体又は財産に係る被害が生じ、又は生じるおそれがある場所の被害防護に使う
【特徴】
①「ちかよれなイノ」は、簡単に設置ができます。
②「ちかよれなイノ」は、風化によって劣化した場合、そのまま設置した土の中で自然分解します。
③「ちかよれなイノ」は、設置後の管理が容易で、『人に安全で自然環境循環型』の環境にやさしい忌避防護ネットです。