2012年03月31日

『 玄米食が危ない 』

『 玄米食が危ない 』

 2012年、今年も米作りの季節が近づいてきました。
 今年の田んぼは、生き物がどれだけいるんだろう。そして、米の収穫時に赤とんぼがどれだけ田んぼから飛び立つんだろう。
 大きな希望と期待を持って、米作りの準備に入っています。

 一般的に『除草剤』を使い、『化学農薬や化学肥料』を使用した慣行農法での残留農薬の場合、
 その残留農薬のほとんどが米ぬかに含まれていると分析結果に出ています。

 特に、玄米を食される場合に留意していただきたい内容です。

 一般に、玄米の表面を覆っている『米ぬか』は、栄養価が高いことから、漬物の一種であるぬか漬けの「ぬか床(ぬかみそ)」に使用されたり、油分が多いことから油(米ぬか油)を絞ったりして、有用な部分として使用されています。
また、最近では、ぬか風呂や、ぬか加工食品もポピュラーになってきています。

 ★化学農薬は、疎水性の物質が多く、水に溶けにくく、油に溶け易いから、油分が多く含まれる米ぬかの部分に、残留農薬が高濃度に集積してしまいます。
  さらに、これを『人間が口にした場合、人間の脂肪にも溶け込みます。』
一度体内に入ると脂肪に溶け込み、体外にはなかなか出てきません。
 
 自然界で、体脂肪に農薬が蓄積される典型例がホッキョクグマやアザラシなどです。
 また、食物連鎖を通じて濃縮されるため、彼らの脂肪を測定すると自然界にある農薬に比べて数万倍にも濃縮されて蓄積しているのです。

これが、玄米食に対して注意喚起をする理由なのです。

今年も、香川県高松で、『除草剤、化学農薬、化学肥料』を一切使わず、自然と融和した、汗を一杯かきながら米作りをします。
1.田んぼの土壌診断を大学で実施。土つくりを一生懸命にしています。
2.余剰肥料は、田んぼに投入しません。
3.植物たい肥又は動物たい肥、不足した有機質肥料、米ぬか、魚粉及びインド政府の農業プロジェクトを実行するニーム財団が使用する天然有機資材『ニーム』のみを使った米作りをします。
4.種もみの温湯消毒から、米の収穫まで、『除草剤、化学農薬、化学肥料』を一切使いません。
5.収穫後は、米の食味値及び米の検査を行います。

 香川県の自然環境の中で、できる最大限の自然・有機農法で米作りを行い、この米作りの農法を県内へ広げながら、香川県の自然環境をより良くし、日本全土・世界へと共有できる農地を作って行きます。

 人が豊かな地球で生活するために、地球の自然環境が循環・浄化できる生き物として存続するために、今を生きる人間がやるべきことと理解できる輪を、香川県から築き上げて行きたいと思っています。

 ご賛同者とのチャッチボールをさせて頂きながら、中身がおいしい・作物(米・野菜・果物等)本来の元気を、『いただきます。』と言える食卓を作って行こうではありませんか。


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この記事へのコメント
いつも拝見しています。
無農薬のお米は、本当に甘くて美味しいですよね。
安心・安全の本来の姿を取り戻す為に、これからも頑張って下さい。
Posted by SAKURA(●^o^●) at 2012年04月12日 14:19
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    コメント(1)